香川

【香川県】屋嶋城(やしまのき)メサ台地にできた全長7kmにも渡る巨大朝鮮式山城    

基本情報

 形態:山城
 標高:270m
 城の整備:登城道あり
 指定:国の史跡・天然記念物「屋島」に含まれる
 所要時間:1時間
 訪問日:2020年2月

駐車場

屋島スカイウェイを通って、「四国八十八ヶ所霊場 第84番札所 屋島寺」を目指せば大規模駐車場があります。ここは、屋嶋城だけではなく、「屋島寺」や「新屋島水族館」まである歴史と宗教とエンターテインメントが楽しめる一大複合施設なのです。

また屋島先端まで歩くことが出来るので、ちょっとした散歩にちょうど良く、アクティビティも楽しめる人気スポットなのです。

地質 環境

香川県高松市周辺の地質情報に関しては、

その他の古代山城

引用元:産総研地質調査総合センター,20万分の1日本シームレス地質図V2(地質図更新日:2022年3月11日) より山城渡りQが加筆・修正したものである (スマホで拡大可能)

「古代山城」の項をチェック

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かつては、倭・ヤマト王権は、唐と新羅の連合軍に攻め滅ぼされた百済を再興するため、救援軍を朝鮮半島へ派遣しましたが、西暦663年8月、白村江の戦いで両国連合軍に大敗しました。

これを契機として、唐・新羅の侵攻に備えて対馬から太宰府周辺・瀬戸内海沿岸に作られた大陸式の古代山城の一つがここ「屋嶋城(やしまのき)」です。

日本書紀の天智天皇6(西暦667)年11月の条に「倭國高安城(やまとのくにたかやすのき)、讃吉國山田郡屋嶋城(さぬきのくにやまだのこおりやしまのき)、對馬國金田城(つしまのくにかなたのき)を築(つ)く」

とあるようでしたが、実態が良く分かっていなかったものの、平成10年2月に南嶺山上部近くの西南斜面において石積みが発見されたことを契機にして門の復元に至ったようです。
参照:https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/index.html 高松市公式HPより

城域に入る

復元門

駐車場から歩けば、10分ほどで到着します。

山城Q
山城Q

この規模は、国内最大規模

それにしても大きい。これをこの断崖に築いた土木量はスゴイです。この感覚は、ここも一領主の財力では到底無理ですね。この感じは、確かに「対馬の金田城」の「二ノ城戸」に雰囲気が似ています。あちらも復元門でした。でも、こちらの方が大きい。

ベトンで固められていますが、この斜面で遺構を維持するのには、こうするしかなかったのでしょう。雨が滝のように流れそうですが。ただし、問題はこのコンクリートの下を雨が流れた場合、土砂の流出に繋がる可能性もあることです。最近の雨はド級ですから。

屋島展望台を望む

この先にある屋島展望台を望遠カメラで見てみました。この崖は、上が安山岩で下は花崗岩となりますので、見えているのは安山岩群ということになるのでしょう。自然の節理ででしょうか、石積みのように見えます。これは、登ることは不可能ですね。

北嶺まで歩く

屋島は、「北嶺」と「南嶺」と呼ばれる2つの山から構成されています。ちょっと、あの先まで歩いてみます。遠くに見えますが、1時間も掛かりません。

すると、「遊鶴亭」という場所に到着。やばい、ここって、

山城Q
山城Q

頭の中が無になる

最高に景色が良いです。ずっと先まで見渡せます。

この景色は、まさに瀬戸内。波を穏やかで素晴らしいところでした。

源平合戦の駒立岩

「屋島」と言えば、「治承・寿永の乱」いわゆる「源平合戦」での「那須与一」の登場シーンが有名でしょう。教科書にも出てくるので、一度、行きたいと思っていました。

駐車場もばっちりあります。

お~これが、あの

山城Q
山城Q

「駒立岩」

というやつですか。これも教科書の挿絵に出てくる場合もあります。そして、どこをめがけて矢を放ったのかと思い先を見てみると

山城Q
山城Q

え!!!

山城Q
山城Q

近くない!?

このブログは、現地に行けば必ず何か発見があるという部分も大事にしておりますが、これもある意味、その考えを実践した感じです。近かったなああ。

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