東京

【東京都】滝山城 ホンモノの馬出しが見たくて 秋

基本情報

 形態:丘城
 史跡指定:国の史跡
 所要時間:3時間
 駐車場:登城道整備
 訪問日:2011年11月

基本的に活動エリアは、糸魚川ー静岡構造線よりも、西をメインフィールドとしているため、なかなか、関東以北には行くことができません。ですので、当ブログは関東以北は薄~~いブログです。

Qさん
Qさん

カテゴリーも一つにまとめています

しかし、抑えておくべき山城には虎視眈々と機会を狙っております。その一つは、ここ滝山城です。

縄張り図 現地看板

滝山城築城500年記念パンフレットを当ブログ管理者Qさんが加筆修正したものである 

北条築城術って、くすぐられます。巨大山城なので、全部を見て回る時間的余裕もなく、ホンモノの「馬出し」だけを見たくてやってきました。電車とバスを乗り継いで。しかし、この城は、どこからでも入れるようですが、旅行者にとって、これほど困ることはないです。

逆に。一番効率よく、ベストコースを回りたいのですが、悩む~~~。とりあえず、金龍山少林寺前を通って登城

金龍山少林寺 にて偶然発見

Qさん
Qさん

由緒正しいお寺のなかあ~!?はっ!?

これは、北条家の家紋ではありませんか!うお~テンションが上がる!

城域に入る

「かたらいの路」を経て、いざ登城

もう城域に入っているのかな??

我々、関西人にとっては、東京はどこも人が多い都会に思えます。そんな都会に、こんな山中を思わせるような道があるなんて。

Qさん
Qさん

最高やね!!

毎日でも来たい

いよいよ城域へ 信濃・刑部屋敷を通り

怒涛の馬出し 東馬出

Qさん
Qさん

キルゾーンの連続ですよ

これが馬出し!この先にあるのが「行き止まりの曲輪」両方とも道が細い!進めない。

Qさん
Qさん

ふくろのねずみ曲輪

しかし、ここで馬出しあるある。上空からでないと全景がなかなか撮られない

左右を見渡すと、なんという空堀の広さ、関西ではあまり見られない広さ。無理して、来て良かったです。

怒涛の馬出し 一番の南馬出

北側から分けて撮影

真ん中

右側

Qさん
Qさん

バッチリ確認できます

こんなところ通りたくない。絶対進めない。

南側から南馬出しを撮影。土手がいい感じに邪魔になって、先が見えにくい

しかも、両サイドはこの空堀。通路がここしかないなら、、、ほぼ無理です。

北条に多様される引橋を通ってみる

高い!

Qさん
Qさん

その先は、枡になってます

どっちみち渡ってもやられる。危ないです。

なんとか本丸へ 桝形虎口

本丸は、空間的には狭いですね。こんな巨大城郭なのになんか小田原城の本丸的なイメージ。小さい

ここは、本丸の手前にある枡形虎口。とにかく、まっすぐ進めない

怒涛の馬出し 角馬出し

上部からは撮影ができないので、側面から

細い道です。攻めるのはつらい

S字クランク

千畳敷下のS字クランク。ここも、細い道を通るしかない。しかも、側面には三の丸がありますので、狙い打ち。何よりも、この時、軽トラックが道に沿って、ぶっ飛ばして走っていたのが凄かった。攻めてますね!

戦いを終えて、、、山の神曲輪からの眺望

陽も落ちてきました。

予想以上に激しい縄張りにフラフラです。この風景にホットします。いや~ずっと、「スゴイ」ばかりの連発でした。北条築城術は、やっぱり凄かった。徹底的に作り込んでいる。それが再開発もされずに、現代まで残っているわけですから。

もっと深く探索したいと思いました。

本来の入口ですね。この竹林の空堀!最後まで楽しませてくれました。

ここって東京都ですよね!?竹藪をくぐればそこは別世界

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