管理人が中世山城を暇を見つけては、せっせと回っている中で、とある山城の存在を知りました。それが
この岡山県総社市にある「鬼ノ城」。2014年8月のことです。
日本の城とは構造的に全く異なる謎の城。
三国志とか中国とか大陸にありそうな異形の山城。
というのが第一印象。しかし、ビジターセンターで見た説明書きから、「古代山城」というカテゴリーが存在することを知り、全国にまだまだ20城以上確認されているということを知ったのでした。
これら古代山城は、その存在もさることながら当ブログのテーマ「AT」にマッチしたものであり、
1.外周を廻ると半日程度掛かるアクティビティである
2.道は整備されたものが多く、歩きやすい
3.古代山城自体は、完全に異文化の山城
4.周辺には、古墳や国府跡があったりして周遊できる
など、見どころも多く非常におススメです。ただし、時間が掛かるものも多いため、登城には時間の余裕をもった計画が必要となります。
~番外編~
管理人が直接的に「古代山城」を調べようと思ったキッカケがこの小豆島にある「皇踏山城」です。サプライズで見学したこの「獅子垣」の存在に驚き、詳しく調べていく中で、古代山城に繋がりました。結果的には、そうではありませんでしたが、個人的には過程がとても面白かったので、掲載します。
参考文献
第63回古代山城研究会 脇坂説からみた常城推定地の城壁線について 松尾洋平氏
古代山城研究会 研究報告会 長者山城跡 新発見の安芸の古代山城 調査報告書
第65回古代山城研究会例会 謎の山城・茨城を探る 古代山城・茨城と芋原の大すき跡
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