兵庫

【兵庫県】竹田城 今はない貴重な風景 天空のベンチを備える天空の城 

基本情報

 形態:山城
 史跡指定:国指定史跡
 標高:354 m
 城の整備:駐車場 歩道あり
 所要時間:2時間 
 訪問日:2011年5月

駐車場 アクセス

管理者は、このお城の存在はかなり昔から知っておりました。スノーボードも趣味として行いますので、兵庫県のハチ北高原に行く際に、いつも高速から案内板を見ておりました。その時は、

Qさん
Qさん

「竹田城」!?有名なんだろう?

程度で、「いつかは行ってみるか」程度でしたが、まさか、そのお城が

「天空の城」とか
「日本のマチュピチュ」とか

そんな風に言われていたとはって感じです。

縄張り図 現地看板

Qさん
Qさん

ご紹介は、2011年5月当時の竹田城です。
現在とは、見学ルートや駐車場など大きく異なります
ご注意下さい。

ですので、最新情報は「朝来市のホームページ」などでご確認下さい。

地質から考えてみる

引用元:産総研地質調査総合センター,20万分の1日本シームレス地質図V2(地質図更新日:2022年3月11日) より山城渡りQが加筆・修正したものである (スマホで拡大可能)

竹田城は、ピンクの花崗岩層の端にあります。丸山川という川がこの花崗岩層を深く削っており、竹田城は、354mとのこと。似たような立地としては、岐阜の苗木城が近いのかもしれません。

あちらも花崗岩層を川がぶち抜いてますので。

城域に入る

竹田城山門(復元)

石川県金沢市から車を走らせ、竹田城に着いたのは朝3時でした。念願の竹田城であったため、脳内ドパミンやアドレナリンが出まくりで、途中休憩なしでやってきました。入口から立派な感じです。車は、それでも3台停まっていました。

ちょっと、一時間ほど仮眠。すると、少し夜が明けてきました!

Qさん
Qさん

よし!いざ登城 ワクワクすっぞー

なんとなくキリ?が出ている感じ

ヘッドライドを付けて登っております。ちなみに、もう一人、同じタイミングで登っている方が居ました。

すると、はっと目の前に石垣が見えました。

南千畳 まさに千畳敷

Qさん
Qさん

なんだこれは!この直線美は!!

天守台と頼りない木製はしご

野面でも石を選べば、算木積みに出来ることを証明しています。

ここなんかは、わざと狭くしてるんだろうなあ。技巧的です。

この手作りのシンプルなハシゴが良いです。これで良いんですよ。

ということで、三角点に到達!ここが天守!

天守台からの眺望

Qさん
Qさん

高い!

見下ろすと、石垣の折れもバッチリ確認。ルートを塞ぐために後から作っていますね。

天守台からの有名構図(THE竹田城)

Qさん
Qさん

ここが見どころですよ

有名な構図!

あまりにも非日本的過ぎて、時間を忘れて無心にシャッターを切りました。

テンションがやばくなったので、ちょっと降りました。

朝日も昇って来ました

朝日もだいぶ上がってきました。しかし、まだまだガスっていますが。

天守台 下付近から左右を撮影する

南千畳方面

三の丸・北千畳方面

Qさん
Qさん

個人的には、三の丸・北千畳方面の構図が好きですね

花屋敷の花が満開!?(名前不明)

Qさん
Qさん

ここはみどころですよ

山城渡りQ
山城渡りQ

この両脇の石積みはなんだろう?登り石積みでもないし。なぜ、ここだけこのような囲む形なんだろうか。かなり大きな空間だし、酒宴などして、酔って落ちないようにとか?他では見ない。珍しいと思います。

花屋敷から天守台方面を望む

これぞ「日本のマチュピチュ」です。

写真では分かりづらいですが、キリがかなりのスピードで動いています。

が、しかし、

オカシイな~。キリの割に、なんか全体が曇っている。空も曇っている。(後ほど、その理由が分かるのでした)

天空のベンチ 

Qさん
Qさん

個人的に一番のお気に入りポイント

驚きました。

朝の6時なんですが。。。まさかのデート中!??この幻想的な雰囲気。分かります。最高です。周りがブラインドなので、何時間でも話せる気がします。

こんな景色を眺めると、ほんと日常を忘れます。これを考えた人は、すごい!

Qさん
Qさん

完全にアートの世界

北千畳から天守台方面を撮影

この辺りの構図も素敵ですね。基本的に、直線美が美しい

大手門 の折れ

もしここが、切り込みハギや打ち込みハギだったら、

「日本のマチュピチュ」

とは言われなかったかもしれません。野面積みだからこそ、良かった。逆に手が入り過ぎると、
山頂の遺跡という雰囲気が壊れてしまう。完成度が高すぎて。

大手門から南千畳方面を撮影

高いところにありますね。これは、岐阜の苗木城を思い出します。

南千畳に戻ってきました

ずいぶん陽も上がってきました。

この構図もなかなか。ほんと、日本のマチュピチュです。城なのか遺跡なのか分からなくなりますね。

思いっきり角に立ってみました。正直、こわっっ。

遠景 と このキリの正体

Qさん
Qさん

キリと思っていたのは、、、

実は、中国から来た黄砂でした!
なんということだ。

Qさん
Qさん

ご紹介は、2011年5月当時の竹田城です。
現在とは、見学ルートや駐車場など大きく異なります
ご注意下さい。

・元祖「天空の城」 現在のルート規制では見られない「2011年5月」当時の姿

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